ロータリーエバポレーター Rotavapor® R-180

毎日の蒸発に耐え得るように設計

日常のワークフロー全体で信頼性とシンプルさを体験してください。Rotavapor® R-180は、堅牢な性能、直感的な設計、および不可欠な安全機能を備えているため、どのようなラボにもスマートに追加できます。

  • Evaporating flask size:up to 3 L
  • Lift mechanism:electric
  • Temperature range:up to 95 °C
ロータリーエバポレーター Rotavapor® R-180

優れた耐久性

ロータリーエバポレーター Rotavapor® R-180は耐久性を重視して設計されており、水の飛散に対する保護について信頼性の高いIP42等級を備えています。堅牢なアルミニウムベースは優れた安定性を保証し、耐薬品性カバーにより、厳しいラボ条件下でも耐用年数が確保されます。

日常的な用途に最適

R-180は、最大3 Lのフラスコをサポートし、バックフィードを含む4種類のコンデンサーオプションが用意されているため、幅広い用途に対応できます。ラボの貴重なスペースを節約するため、回転可能なインターフェースによって直接アクセスできるように装置を斜めに配置し、明瞭に目視することが可能です。

安全な運用

ラボにおける安全性エクスペリエンス。電動リフトにより、スムーズかつ正確な高さ調整が確保され、停電時には自動的にフラスコを持ち上げて試料を保護します。また、安全コーティング付きのガラス器具は、偶発的な破損時の試料損失を防ぎます。

特徴

  • ケーブルホルダーで通信ケーブルをR-180の背面に固定することで、作業空間を整理してより安全に作業できます。

  • ヒーティングバスはコンパクトなコードレス設計のため、バスを空にしたり補給したりするときに容易に持ち運ぶことができます。また、広範囲なガラス器具(フラスコ他)に合わせて水平方向にスライドできます。最大3 Lのフラスコのサイズおよび最大95°Cの温度まで対応しています。

  • 電動リフトにより、スムーズな運転が確保され、停電時にはフラスコが自動的にバスから持ち上げられます。

  • 中央のユーザーインターフェースは使いやすく、あらゆるパラメータを調整可能なダイヤル『ナビゲーションコントロール』により、蒸留プロセスを効率的に実施できます。バスの温度、回転速度、および冷却温度(BUCHIチラー使用時)の表示と設定が可能です。

  • 多機能なコンビクリップはスナップロック機構を持っていて、回転フラスコをとても簡単に装着することができます。

  • 器具を斜めに配置してスペースを節約し、回転可能なインターフェースによって直接アクセスを確保します。真空インターフェースI-180を上部に取り付けるオプション。

ダウンロード

参考資料

アプリケーション

数十年の経験がもたらす利点

1957年、ビュッヒは世界初のロータリーエバポレーターを発売しました。高度の技術と長年の経験により、Rotavapor®(ロータリーエバポレーター)は、完全に統合された高度なシステムへと進化を遂げています。当社の慎重に考案されたソリューションは、さまざまな産業分野における、R&Dや品質管理(QC)のどちらのニーズにも幅広く対応することができます。
  • 環境分析

    環境分析のための前処理に:ソックスレー抽出, 濃縮。

    環境分析
  • 食品・飲料

    食品飲料工業での品質管理、新規成分の開発に:蒸留, 濃縮, 乾燥。

    食品・飲料
  • 化学

    品質管理およびR&Dラボの日常業務に:濃縮, 還流反応, 再結晶, 昇華。

    化学
  • 教育・研究

    大学教育での種々の応用に:多様な蒸留アプリケーション

    教育・研究
  • 飼料

    飼料工業での品質管理、新規成分の開発に:蒸留, 濃縮, 乾燥

    飼料
  • 医薬

    品質管理での様々な応用、R&D部門での実験室規模の調合品開発のために:蒸留, 濃縮, 乾燥

    医薬