2024年06月04日

凍結乾燥機 Lyovapor™ L-250 を発表:環境に優しく効率的な凍結乾燥ソリューション

2024年6月4日、BUCHI Labortechnik (スイス・フラヴィル)は凍結乾燥機 Lyovapor™ L-250 を発表し、冷凍乾燥製品のポートフォリオを充実させ続けています。L-250 は、既存モデルL-200の堅牢なフレームワークをベースにしており、温度範囲が拡張されています。しかし、L-250 を本当に際立たせているのは持続可能性への取り組みと EcoStream™ テクノロジーの導入です。
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新製品の凍結乾燥機 Lyovapor™ L-250 は、ラボ業務の持続可能性を飛躍的に前進させます。EcoStream™ テクノロジーの導入により、効率と信頼性を損なうことなく、装置の環境フットプリントが削減されました。画期的なコンプレッサーの設計は、天然冷媒を使用して、-85ºC の冷却コンデンサー温度を実現しています。使用されている冷却ガスは地球温暖化係数(GWP)がわずか 4 と低く、装置をこれまでで最も環境的に持続可能なソリューションにしています。発熱量や騒音も低減され、作業環境の改善に貢献しています。革新的な設計により、高効率でもパフォーマンスが損なわれないことが保証され、品質を犠牲にすることなく環境フットプリントを削減したいと考えているラボにとっては最適な選択肢となります。

凍結乾燥機 Lyovapor™ L-250 には、Basic と Pro の構成があり、タッチスクリーンコントロールと、基本プロセスおよび高度なプロセス用の多様な乾燥室を装備しています。装置は水性または有機溶媒の混和物に対して、5 kg の最大除湿量と 4 kg/24 時間の凝縮容量を備えています。これにより、高い柔軟性が得られ、迅速かつ効率的で、試料品質を重視した凍結乾燥プロセスが可能になります。

Lyovapor™ 製品群の他の装置と同様に、L-250 は安定したコンデンサー温度を保証し、大量の試料バッチでも完全な溶媒回収が可能です。デリケートな試料の場合、装置は試料保護状態を備えており、試料温度が設定されたた崩壊温度を超えたときに作動し、そのような製品が注意深く扱われるようにします。乾燥終点検出により高い効率が保証され、コンパクトな設計により装置を作業台、ワゴン、またはドラフトに簡単に設置できます。

インテリジェントで革新的な冷却技術に加えて、L-250 は操作を簡単にする Infinite-Control™ テクノロジーを搭載しています。プロセスパラメータは、装置のディスプレイ上にリアルタイムでグラフィック表示されます。凍結乾燥機 Lyovapor™ ソフトウェアにより、メソッドの作成と実行だけでなく、データの記録やグラフの記録もリアルタイムで行えます。モバイルアプリを使用すると、どこからでもプロセスの実行をモニタリングでき、凍結乾燥の進行状況がプッシュ通知で届きます。

小規模な研究施設であっても、大規模な産業ラボであっても、凍結乾燥機 Lyovapor™ L-250 はお客様のニーズを満たすように調整されながら、持続可能なイノベーションの限界を押し広げています。

効率的で環境に優しい、凍結乾燥機 Lyovapor™ L-250 をお選びください。