ガラスチューブオーブン G-300
少量試料用の多目的ソリューション
BUCHI の少量試料向けオールインワン機器、ガラスチューブオーブン G-300 をご紹介します。交換可能なアクセサリーを使用すると、ガラスチューブオーブン G-300 は蒸留、乾燥、昇華、凍結乾燥を行うことができ、複数の大型機器を必要としません。コンパクトなサイズであるため、グローブボックス内にも設置でき、空気に敏感な試料を安全に取り扱うことができます。
特徴
- 少量の液体の単蒸留と分留を行うことができます。オーブンの外側の凝縮にはバルブツーバルブ方式を採用しています。混合物の成分に合わせてバルブの数を最大 4 個まで増やすことができます。低沸点物質の場合は、冷却皿に冷却剤を充填できます。
- 300℃ までの温度で少量の試料を穏やかで効率的に乾燥させます。熱に敏感な試料の場合、真空下で乾燥させることで、デリケートな材料の完全性と品質を維持できます。
- 一部の試料では硬い表面層が形成され、乾燥時間が大幅に長くなります。これを避けるには、回転乾燥フラスコを使用して試料を一定の回転状態に保ちます。
- 凍結乾燥は試料の完全性を保つのに最適です。このプロセスでは、溶液を凍結させ、減圧して氷を昇華させます。この方法を実行するには、凍結乾燥アクセサリーを追加します。
- 昇華とは、物質が液相を経由せずに固体から気体へ直接移行することです。追加の溶剤を必要とせずに、非常に純粋な生成物が得られます。 この方法を実行するには、昇華アクセサリーを追加します。
Compare the ガラスチューブオーブン G-300
関連パーツ/アクセサリー
ダウンロード
- Operation Manual Glass Oven G-300 ja(pdf)
- Technical Data Sheet Glass Oven G-300(pdf)
- Product Brochure Glass Oven G-300 ja(pdf)
関連製品
アプリケーション
数十年の経験がもたらす利点
1957年、ビュッヒは世界初のロータリーエバポレーターを発売しました。高度の技術と長年の経験により、Rotavapor®(ロータリーエバポレーター)は、完全に統合された高度なシステムへと進化を遂げています。当社の慎重に考案されたソリューションは、さまざまな産業分野における、R&Dや品質管理(QC)のどちらのニーズにも幅広く対応することができます。
化学
品質管理およびR&Dラボの日常業務に:濃縮, 還流反応, 再結晶, 昇華。
環境分析
環境分析のための前処理に:ソックスレー抽出, 濃縮。
教育・研究
大学教育での種々の応用に:多様な蒸留アプリケーション
医薬
品質管理での様々な応用、R&D部門での実験室規模の調合品開発のために:蒸留, 濃縮, 乾燥
食品・飲料
食品飲料工業での品質管理、新規成分の開発に:蒸留, 濃縮, 乾燥。
飼料
飼料工業での品質管理、新規成分の開発に:蒸留, 濃縮, 乾燥